【スモーク編】トロイのアメリカンバーベキュースクール@ひるがの高原リゾート翠峯苑
今回は『アメリカンバーベキューのスモークの仕方』についてお伝えします。
『火おこし』が簡単にできたところ➩
【火おこし編】トロイのアメリカンバーベキュースクール @ひるがの高原リゾート 翠峯苑 - トロイのアメリカンバーベキュー日和
で、肉を焼き始めます。普通なら「カルビとロースと」や「アメリカンバーベキューならステーキがドーンと!」と思われると思いますが。
チキンをご用意させていただきました。
なぜなら
『本場アメリカでのBBQの基本を一番分かり易く体験できるから』
写真を見てお分かりの様に、スーパーで売っている鶏もも肉のまるごとのままです。
ここで、【アメリカンバーベキューの基本】
- スパイス
- スモーク
- ソース
この3層構造(Three Layer)が美味しさの決め手!
それぞれに奥が深いのでまたおいおい。今回は『スモーク』のお話しを少し。
まずは、グリル毎に好きな『スモークチップ』を選んでいただきます。
WEBERのスモークチップは4種類
- アップル&チェリー のフルーツ系
- ヒッコリー&メスキート の木系
『フルーツ系は優しくほんのり甘くチキン・ポーク・ビーフ・野菜何にでも合う』
『木系はスモークといえば思い浮かぶしっかりとした香り、メスキートは一番強い』
同じ食材でも使うスモークチップによって味違ってくるので楽しいですよ。
トロイ先生クラスになると、配合を変えてブレンドしたり、肉との相性を知っています。WEBERのチップの袋ごとにお勧めの食材の絵が載っているのでご参考に。
それぞれバーベキュースパイスをチキンにまんべんに振りかけて、すりこみます(英語でRUBラブ≠LOVE)。
そして、炭のあるグリルに乗せます。
ここで大事なポイント!
まず初めは、『グリルの半分にだけ置いた炭の上=直火(Direct)』にのせます。
片側半分に炭を置く。とは、こちらの最後をご覧ください。➩
weberチムニーと着火材を使って簡単火おこし - YouTube
ここで、『スモークチップを炭の上に置きます』
スクールに来られた方にチップの効果をより発揮する方法をお伝えしています。
そして『必ず蓋をしめる!!!!!』必ずです!
WEBERが世界シェアNo.1なのは、蓋をしめることで起こるマジックに気が付き
食材の水分と旨みを閉じ込める方法を最初にグリルに採用したから。
が理由の一つなのだと思います。
蓋をすることでオーブン状態を作り出します。さらに球体だから煙が上手くグリルの中で循環し、食材から落ちた汁が炭やスモークチップにあたって上昇しグリルの中で食材に美味しさを増す役割をするのです。
そして、表面が少しいい焼け具合になったら
『炭のない方に移動させてください=直火でない(Indirect)』
もちろん、蓋を戻します。オーブン状態のグリルの中で15分~20分程
じ~っくりと焼き上げていきます。
中までしっかり焼けて赤みがなくなったら大丈夫。
そして、バーベキューソースをチキンに塗って。今回、スパイスもソースもトロイのオリジナルです。アメリカではソースは何百という種類が販売されており、マルシェなどでは自慢のオリジナルソースを売るおじさまをよく見かけます。
手に入りにくい日本では自分で簡単に作れます。(ソース講座もありますよ♪)
また蓋をして、味が馴染んだらスモークバーベキューチキンの出来上がり♫
食べた皆さんからは口々に
『こんな美味しいチキン食べたことがない!』
『今までバーベキューや焼肉屋さんで食べてたのとは全く違う!』
『めちゃくちゃジューシー♫』
などなど、驚きのお言葉をたくさんいただきました。写真からでも伝わるといいな~。
食べたい‼︎方の為、2019年1〜3月にBBQスクール開催予定です。
そして、さらにこの後、【お店より断然美味しい炭火焼きのハンバーガー】を
作ります。その作り方はつづく・・・